intro.qmd

# Introduction {#introduction}

```{r echo=FALSE}
i <- 0
```

R は、統計に特化したプログラミング言語です。

また、RStudio は、R でプログラミングなどを行うために作られた統合環境です。

## ファイル

::: callout-tip
```{r echo=FALSE}
i <- i + 1
```
TIP `r sprintf("%03d", i)`: R のファイル
:::

R を行う場合、File \> New File を見るとたくさんの種類のファイルが並んでいます。

それぞれに特徴がありますが、RStudio らしいのは 上から 2 つめの Quarto Document または 5 つめの R Markdown でしょう。

Quarto Document や R Markdown を初めて作成する場合は、パッケージのインストールが必要になります。パッケージについては、次の節で説明します。

また研究などの場合は、New File ではなく New Project の方が良いでしょう。

このサイトは、Quarto Website (Quarto Document) 形式で作成しています。

演習: https://github.com/babayoshihiko/R1000/blob/main/exercise/intro/Quarto.qmd

## パッケージ

R は、基本機能だけで作業することは少なく、必要に応じて「パッケージ」をインストールし、読み込んで使います。

なお、以下のパッケージは基本機能に含まれています: base, compiler, datasets, grDevices, graphics, grid, methods, parallel, splines, stats, stats4, tcltk, tools, translations, utils

::: callout-tip
```{r echo=FALSE}
i <- i + 1
```

TIP `r sprintf("%03d", i)`: パッケージの保存先
:::

パッケージの保存先は、

```{r eval=FALSE}
.libPaths()
```

で確認することができます。

パッケージの保存先を変更したい場合、フォルダを作っておいた上で、以下のファイルを作成します。

File \> New File \> Text File (下から 4 つめ)

* macOS: /Users/username/.Renviron 
* Windows: C:\Users\username\Documents\.Renviron

(Windows の場合、"My Document" フォルダのことです。)

R_LIBS="/Users/username/CRAN"

と書き込んでおきます。

この後、RStudio を閉じて立ち上げると、`.libPaths()` にフォルダ "/Users/baba/CRAN" が追加されています。

特に、Windows ではデフォルトで OneDrive 内に保存することになっているので、必ず変更しておきましょう。理由は、OneDrive は、オンラインストレージなので、頻繁にネットに接続し、また同期していないとファイルが消えてしまうことがあります。さらに、ユーザ名が日本語の場合はエラーが出ます。

厳密にいうと、パッケージは関数などのソースコードで、ライブラリはパッケージの保存場所を指します。

```{r echo=FALSE}
save(i, file = "variable.RData")
```