version.txt

		TOPPERS/A-RTEGEN
		変更履歴

このドキュメントは，A-RTEGENのRelease 1.0.0以降の変更履歴を，新しい方
から順に記述したものである．

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TOPPERS/A-RTEGEN
    Toyohashi Open Platform for Embedded Real-Time Systems
    Automotive Runtime Environment 

Copyright (C) 2013-2017 by Eiwa System Management, Inc., JAPAN

上記著作権者は，以下の (1)〜(3)の条件を満たす場合に限り，本ドキュメ
ント（本ドキュメントを改変したものを含む．以下同じ）を使用・複製・改
変・再配布（以下，利用と呼ぶ）することを無償で許諾する．
(1) 本ドキュメントを利用する場合には，上記の著作権表示，この利用条件
    および下記の無保証規定が，そのままの形でドキュメント中に含まれて
    いること．
(2) 本ドキュメントを改変する場合には，ドキュメントを改変した旨の記述
    を，改変後のドキュメント中に含めること．ただし，改変後のドキュメ
    ントが，TOPPERSプロジェクト指定の開発成果物である場合には，この限
    りではない．
(3) 本ドキュメントの利用により直接的または間接的に生じるいかなる損害
    からも，上記著作権者およびTOPPERSプロジェクトを免責すること．また，
    本ドキュメントのユーザまたはエンドユーザからのいかなる理由に基づ
    く請求からも，上記著作権者およびTOPPERSプロジェクトを免責すること．

本ドキュメントは，AUTOSAR（AUTomotive Open System ARchitecture）仕様
に基づいている．上記の許諾は，AUTOSARの知的財産権を許諾するものではな
い．AUTOSARは，AUTOSAR仕様に基づいたソフトウェアを商用目的で利用する
者に対して，AUTOSARパートナーになることを求めている．

本ドキュメントは，無保証で提供されているものである．上記著作権者およ
びTOPPERSプロジェクトは，本ドキュメントに関して，特定の使用目的に対す
る適合性も含めて，いかなる保証も行わない．また，本ドキュメントの利用
により直接的または間接的に生じたいかなる損害に関しても，その責任を負
わない．

$Id$
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        A-RTEGEN
        Release 1.3.0 から 1.4.0 への変更点
        リリース日 2017-03-03

○変更点のリスト

・TOPPERS/ATK2の仕様変更に伴い，以下について対応
  - 非信頼OSAPから排他エリアを使用する場合の割込み禁止APIの生成コード変更
  - 信頼関数の生成コードポリシーと変数チェック方法の変更

・A-RTEGENの生成コードの見直し
  - 複合データ型のRPortにInitValueを設定する際の生成コード変更
  - C/S連携時，プリミティブ型のOUTパラメータのメモリチェックコード変更
  - ImplDataTypeで配列型を指定した場合の生成コードの変更

・モデル違反チェックルールの追加
  - COMシグナル/COMグループシグナルのビットサイズと，対応する実装データ型
    (ImplementationDataType)に関連するソフトウェアベース型(SwBaseType)の
    ベース型サイズ(baseTypeSize)との一致チェック
  - COMシグナルのシグナル長(ComSignalLength)と，対応する実装データ型
    (ImplementationDataType)の実装データ型要素(ImplementationDataTypeElement)
    の配列サイズ(arraySize)との一致チェック
  - ポート定義引数値(PortDefinedArgumentValue)の型(valueType)チェック
  - OSスケーラビリティクラス，時間パーティショニング機能対応OSに応じた
    使用可能ブロッキングAPIのチェック

・その他細かい修正

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        A-RTEGEN
        Release 1.2.2 から 1.3.0 への変更点
        リリース日 2016-03-31

○変更点のリスト

・S/R連携のイベントと送信ACKの対応
  - データ送信完了イベント(DataSendCompletedEvent)，データ受信イベント(
    DataReceivedEvent)，データ受信エラーイベント(DataReceiveErrorEvent)
    に対応し，S/R連携時にイベントによるランナブル起動ができるようになった．
    また，送信ACKの状態をRte_Feedbackにより取得できるようになった．

・バックグラウンドイベントの対応
  - バックグラウンドイベント(BackgroundEvent/BswBackgroundEvent)に対応し，
    イベントに紐付いたエクスキュータブルを繰り返し起動できるようになった．

・スキーマファイル配置フォルダ指定オプションの追加
  - スキーマファイル(AUTOSAR_4-0-3_STRICT.xsd)の配置フォルダを
    "--schema-directory"オプションにて指定できる．未指定の場合は
    デフォルト位置を使用する．

・BSWスケジューラブルのシグネチャの修正
  - BSWスケジューラブルのシグニチャが，AUTOSAR仕様に沿わないケースがあった
    ため，準拠したシグニチャになるよう修正した．

・Rte_Send/Invalidateの返すエラー値が不正なケースがある問題の修正
  - RTE_DEV_DEFECTを返すケースにRTE_E_LIMITを返すケースがあった点を
    修正した．

・列挙定数の定義が不正になるケースの修正
  - 列挙定数の定義が正しく出力されないケースがあった点を修正した．

・文字コードをUFT-8へ変更

・その他細かい修正

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        A-RTEGEN
        Release 1.2.1 から 1.2.2 への変更点
        リリース日 2015-10-30

○変更点のリスト

・MISRA-C HIS対応
  - 生成コードに含まれる逸脱箇所に対し，逸脱しないコードに変更，もしく
    は，逸脱理由のコメントを追加した

・ジェネレートしたマクロ名のユニーク性が保障されない問題の修正
  - エクスキュータブル周期起動を実現するマクロ名を修正した
  - SchM_Modeの返り値の型を，R4.2.1準拠であるモードの実装データ型に
    変更した
  - SchM_SwitchのIN引数の型を，R4.2.1準拠であるモードの実装データ型に
    変更した

・Rte_IrvWriteの返り値の型の修正
  - Rte_IrvWriteの返り値の型を，AUTOSAR仕様に準拠したvoidに変更した

・排他処理が行われない場合がある問題の修正
  - C/S連携の信頼関数経由のランナブル起動時に，排他処理が行われない
    場合がある問題を修正した

・参照渡しされる引数チェックが行われない場合がある問題の修正
  - S/R連携で参照渡しされる引数チェックが行われない場合がある問題を
    修正した

・モード宣言グループの宣言がインクルードガード外に出力される問題の修正

・配置パーティションがコンフィグ内容と異なる場合がある問題の修正
  - SchM_Enter/Exitが，コンフィグ内容に応じたパーティションに配置される
    ように修正した

・入力情報のモデル違反検出ルールを追加
  - 再定義実装データ型の再定義元の実装データ型が未指定の場合を，モデル
    違反として検出
  - イベントセマンティクスのS/R連携において，1以上のキュー長が定義され
    ていない場合を，モデル違反として検出
  - データセマンティクスのS/R連携において，無効化ポリシがreplace，かつ，
    データ要素の初期値と無効値が等しい場合を，モデル違反として検出
  - ランナブルと関連付いたタスクとそのランナブルを保持するSW-Cが，異な
    るパーティションに配置される場合を，モデル違反として検出

・その他細かい修正

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        A-RTEGEN
        Release 1.2.0 から 1.2.1 への変更点
        リリース日 2015-04-14

○変更点のリスト

・ランナブル間連携API名の変更
  - ランナブル間通信APIであるRte_IrvWrite/Rte_IrvReadの名称に余分な'_'
    が含まれていたため，AUTOSAR仕様に準拠した名称へ変更した

・S/R連携用キュー長のマクロ定義値が，不正になることがある問題の修正
  - イベントセマンティクスのS/R連携時に，QueuedReceiverComSpecが未定義
    の場合，キュー長を示すマクロ定義値が不正になる問題を修正した

・その他細かい修正

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        A-RTEGEN
        Release 1.1.0 から 1.2.0 への変更点
        リリース日 2015-04-06

○変更点のリスト

・モード連携(SCHM)の対応
  - モード連携(SCHM)を対応し，SchM_Switch，SchM_Modeが利用できるよう
    になった

・A-COMSTACK向け対応
  - スレーブコアからのECU間連携に対応し，スレーブコアかつ信頼パーテ
    ィションからのRTEのデータ受信において，スレーブコアからCOM APIを
    直接呼び出して，データ受信を行うことに対応した
  - ”--com-multicore”オプションパラメータを追加した時のみ対応する

・その他細かい修正

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        A-RTEGEN
        Release 1.0.1 から 1.0.2 への変更点
        リリース日 2014-12-02

○変更点のリスト

・A-COMSTACK 1.1.0対応
    - サンプルプログラムをA-COMSTACKへ対応するように修正

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        A-RTEGEN
        Release 1.0.1 から 1.1.0 への変更点
        リリース日 2014-11-21

○変更点のリスト

・複合データ型の対応
  - 連携において，複合データ型を対応した
  - 複合データ型の各要素はプリミティブ型のみ対応する

・AUTOSARサービスの対応
  - AUTOSARインターフェースに対応し，A-WDGSTACKなどAUTOSARサービスを提
    供するBSWMやCDD-Cに対応した

・ジェネレートコードのインライン対応
  - デフォルトでインライン展開を行うようにジェネレートコードを生成する
    ように対応した
  - インライン展開を抑制する場合はA-RTEGENのオプションパラメータ
    (--without-static-inline)を使用する

・IRVの対応
  - IRV(Inter-runnable Variables)に対応した

・排他エリアの抑制
  - RteExclusiveAreaImplMechanismに排他を行わないパラメータ設定値を追加

・プラグインバージョン情報の修正

・その他細かい修正

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        A-RTEGEN
        Release 1.0.0 から 1.0.1 への変更点
        リリース日 2014-09-30

○変更点のリスト

・実行環境の名称を変更
  - A-RTEGENの実行環境の実体がシェルスクリプトであるため，シェルスクリ
    プトの拡張子を付与した名称へ変更した
  - 引数のarxmlファイルを絶対パスに対応するように修正した

・AUTOSARスキーマファイルの変更
  - A-RTEGENで使用しているスキーマファイルをAUTOSAR_4-0-3_STRICT_COMPACT.xsd 
    からAUTOSAR_4-0-3_STRICT.xsd を使用するように変更した

・S/R連携時のデータ初期化タイミングの明確化
  - AUTOSAR仕様での初期化タイミング(rte_sws_7046)が明確化されていなか
    ったため， nrte_sws_0238を追加したことによる対応

・その他細かい修正

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