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Original file line number | Diff line number | Diff line change |
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@@ -1,17 +1,19 @@ | ||
# なぜSuteraは仕様なのか? | ||
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# Suteraが仕様になった経緯 | ||
なぜ、Suteraの本体が実装されたソフトウェアではなく仕様書であるかについて、疑問を持った方もいるかもしれません。 | ||
[Suteraの存在意義について](sutera/01-significance-of-sutera's-existence.md)にあるように、Suteraは持続性あるSocial-VRの実現を目指しています。 | ||
そのためには特定の環境や実装に依存しないことが望ましいと私たちは考えており、Suteraを仕様書という抽象化された状態で公開し、誰でも実装できるようにしました。 | ||
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本来Suteraは仕様である必要はありません。 | ||
事実として初期のSuteraVRは仕様ではありませんでした。 | ||
しかし、Suteraが特定の組織に依存しない分散型Social-VRである為には、ゲームエンジンにも依存しない必要があります。 | ||
ゲームエンジンに依存しない完全な仕様としてのSuteraは、どの組織にも依存することなく稼働する唯一の分散型Social-VRプロトコルとして実現しました。 | ||
## 拡張性の維持 | ||
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"便利なSocial-VR"に求められる機能は、ユーザーによってニーズが異なったり、そのプラットフォームが汎用的であることから遠ざける要因になったりすることでしょう。 | ||
しかし、Suteraは公開された仕様書にすぎないため、コミュニティの中で実装が生まれていくことによって、Suteraという規格の持続性・汎用性を保ったまま、ユーザが望む形に沿ったSocial-VRを実現し続けることができます。 | ||
また、複数の実装が存在することでそれらの間に競争が生まれ、コミュニティがより活発になることも期待できるかもしれません。 | ||
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# 仕様にするメリット | ||
## 公式による実装 | ||
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Suteraはオープンソースプロジェクトであるため、コミュニティの中でクライアントが生まれていくことによって、ユーザが望む形に沿ったSocial-VRを実現し続けることができます。 | ||
また、クライアントの開発に競争が生まれる事でより良いクライアントをユーザに提供できる確率が上がります。 | ||
拡張性を持たせることで、将来的にプロトコルの自由度を狭めないようにすることができます。 | ||
我々Suteraのチームは仕様書だけでなく、以下の実装も提供しています。 | ||
もちろん、ユーザーはSuteraの仕様に準拠する実装を自由に開発することができます。 | ||
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## 重要な点:Sutera VR Organizationの側は公式の提供する実装として、Vanilla Clientのみを実装します。 | ||
- Bloom: [VanillaComponents](https://github.com/SuteraVR/VanillaComponents) | ||
- Client: [VanillaClient](https://github.com/SuteraVR/VanillaClient) |