在宅勤務が増え、外出する頻度も少なくなり、運動不足が続いていませんか。BBC micro:bitを活用したプログラミングをしてみましょう。
micro:bit mini bicycleをmicro:bitにインストールすると、マグネット負荷方式の家庭向けサイクルトレーナーの負荷を制御したり、クランクのセンサーから回転数や速度、パワーを算出したりすることが可能となります。また、micro:bitのBluetooth機能を使って、スマホなどと無線通信でき、スマホから、負荷の強度を変更できたり、スマホで回転数や速度、パワーを確認したりできます。
補足:BBC micro:bit v1.5をターゲットとしています。
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- micro:bit本体 (v1.5)
- 小型サーボモーター(MG90S等)
- マグネット負荷方式の家庭向けサイクルトレーナー
- 3Dプリンターで作成したパーツ(/docs/print3d/)
- 工具、ネジ、配線部品等
- コンパイル済みのHEX形式ファイル
次のいずれかの方法で、HEXファイルを入手し、micro:bitに転送(コピー)します。
- githubからコンパイル済みのHEXファイルをダウンロードする
- mbed オンライン コンパイラで、プログラムをインポートし、コンパイルする
次のリンクからHEX形式ファイルをダウンロードし、micro:bitへ転送(コピー)します。
microbit-minibicycle.hex
- Mbed オンライン コンパイラを開きます
https://ide.mbed.com/compiler/ - プログラムをインポートします
https://github.com/jp-96/microbit-minibicycle.git - コンパイルを実行し、コンパイルに成功すると、HEX形式ファイルがダウンロードされます
- ダウンロードしたHEX形式ファイルをmicro:bitへ転送(コピー)します
小型サーボモーターをmicro:bitのP1端子へ、センサー信号をmicro:bitのP2端子へそれぞれ接続します。
配線方法については、手書きの回路図を参考にしてください。
micro:bitのAボタンとBボタンで、負荷を1から8まで変更できます。
スマホの汎用BLEアプリで、BIKEMINI:BIT
に接続すると、回転数や速度、パワーを確認したり、スマホから、負荷の強度を変更できたりします。
【汎用BLEアプリ】
Google Play - nRF Connect for Mobile
App Store - nRF Connect: Bluetooth App
いくつかのバーチャルライドアプリも対応していますので、試してみてください。
- Zwift - https://www.zwift.com/
- Kinomap - https://www.kinomap.com/
- RGT CYCLING - https://www.rgtcycling.com/
- OneLap - https://www.onelapjapan.jp/ , https://www.onelap.com/
開発当初のシーケンス図をメモとして残しておきます。実装とは異なっています。
- Git
- Mercurial
- GNU Arm Embedded Toolchain - 6-2017-q2-update
※ GNU Arm Embedded Toolchain
→ gcc-arm-none-eabi-6-2017-q2-update-win32-sha2.exe - Python3
コマンドプロンプトを開き、次のコマンドを実行します。
py -3 -m pip install --upgrade virtualenv
mkdir c:\workubit
cd c:\workubit
py -3 -m virtualenv venv
C:\workubit\venv\Scripts\activate.bat
pip install mbed-cli git+https://github.com/jp-rad/mbed-microbit-win10-setup.git
mbed config --global GCC_ARM_PATH "C:\Program Files (x86)\GNU Tools Arm Embedded\6 2017-q2-update\bin"
コマンドプロンプトを開き、次のコマンドを実行します。
C:\workubit\venv\Scripts\activate.bat
cd c:\workubit
git clone https://github.com/jp-96/microbit-minibicycle
コマンドプロンプトを開き、次のコマンドを実行します。
C:\workubit\venv\Scripts\activate.bat
cd c:\workubit\microbit-minibicycle
mbedubitwin10
パソコンにBBC micro:bitを接続し、例えば、Dドライブとして認識させます。
コマンドプロンプトを開き、次のコマンドを実行します。
C:\workubit\venv\Scripts\activate.bat
cd c:\workubit\microbit-minibicycle
mbed compile
copy /Y .\BUILD\NRF51_MICROBIT\GCC_ARM\microbit-minibicycle.hex .\docs\build
copy .\BUILD\NRF51_MICROBIT\GCC_ARM\microbit-minibicycle.hex d:\