Canarium Airパッケージは、FlashAir W-04を利用してIntel FPGAにWebインターフェースを提供します。
このパッケージライブラリで提供する機能は‥‥
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FPGAのコンフィグレーション機能
オンボードのコンフィグレーションROMは不要、書き換えの手間を省きます。
クライアント側からの手動コンフィグレーションや、サーバーアクセスによる自律的なアップデートなどが簡単に実現できます。 -
FPGA内部のデータアクセス機能
Qsysモジュール内部へのI/Oアクセス、メモリアクセスの他、メモリイメージのロード・セーブの機能を提供します。
Luaスクリプトを使って自動的なセットアップやバッチ処理、他のWebサービスへの連携などが実現できます。 -
リモートプロシジャコール(RPC)機能
クライアント側からはJSON-RPC形式のアクセスを提供します。
ユーザー側で任意のメソッドを追加することもできます。
全てのコンテンツファイルをFlashAirに格納して運用することができるので、外部に接続のないネットワーク上でもWebのリッチUI・リッチライブラリを使うことができます。
インストールに特別なツールは使いません。全ファイルをFlashAirへコピーすればすぐに使うことができます。
また、Canarium AirパッケージとIFTTT Webhooksを組み合わせれば、例えば大量のセンサーからの情報をFPGAで処理してWebサービスへと連携するような、FPGAエッジコンピューティングをとてもコンパクトに実現できます。
※ Canarium Air は PERIDOT Project の一環として製作しています。
※ 現状はお試しバージョンです。ライブラリの構成やインターフェース等は予告なく変更されることがあります。
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FlashAir W-04 ファーム W4.00.03 以降
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Intel FPGA (CycloneIV E, Cyclone10 LP, MAX10)
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QuartusPrime 17.1 以降
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ターゲットとするユーザー
- Intel FPGAのプロジェクトビルドおよび、Intel FPGAハードウェア設計の経験がある人
- FlashAirを使ったハードウェアを作った経験のある人
- プログラミング言語としてLuaやJavaScriptが使える人
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