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初期化

Yuki Shimada edited this page Jun 29, 2024 · 8 revisions

Rhodoniteの初期化は簡単です。

Rn.System.initメソッドで、プロセスアプローチと描画先のCanvasを指定します。awaitの指定を忘れないでください。

どのプロセスアプローチを選ぶかによってWebGLの内部処理が異なります。 最新のRhodoniteではDataTextureをお薦めします。

await Rn.System.init({
  approach: Rn.ProcessApproach.DataTexture,
  canvas: document.getElementById('world')
};

プロセスアプローチの一覧

種類 特徴
Uniform WebGL2で動作します。シェーダパラメータの受け渡しにUniform変数を使います。spector.jsなどでUniform変数へ渡すパラメータを確認できるため、トラブルシュートに向きます。
DataTexture WebGL2で動作します。シェーダパラメータの受け渡しに浮動小数点テクスチャを使います。普段の利用ではUniformではなくこちらの利用を推奨します。
WebGPU WebGPUで動作します。

まとめ

ここまでのコードをまとめたものを以下に示します。

// Systemを設定(プロセスアプローチの指定とcanvasの受け渡し)
await Rn.System.init({
  approach: Rn.ProcessApproach.DataTexture,
  canvas: document.getElementById('world')
});

ここまででRhodoniteの初期化は完了です。 あとは必要なデータをコード記述するか、またはglTFなどのファイルから読み込むなどして3Dデータを作成し、それをExpressionインスタンスを介してSystemのprocessメソッドに渡して描画を行っていきます。その具体的な方法は次のページで解説します。

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